動脈の硬さや血管年齢を測定する事で動脈硬化症や末梢動脈疾患の診断を行います。
CAVI(キャビィ)とは大動脈を含む「心臓(Cardio)から足首(Ankle)まで」の動脈(Vascular)の硬さを反映する指標(Index)で、動脈硬化が進行するほど高い値です。
CAVI<8.0 | 正常範囲 |
8.0≦CAVI<9.0 | 境界域 |
9.0≦CAVI | 動脈硬化の疑い |
ABIとは「Ankle Brechial Pressure Index」の略で下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標です。
1.41≦ABI | 足首の血圧が高めです |
1.00≦ABI≦1.40 | 正常範囲です |
0.91≦ABI≦0.99 | 正常範囲ですが境界領域です |
0.00≦ABI≦0.90 | 末梢動脈疾患の疑いがあります |
高周波数の超音波を心臓に発信し、返ってくるエコーを受信することによって心臓の様子を画像に映し出す検査です。
心臓の機能、弁膜症の有無などの診断に役立ちます。
骨塩量(骨量)を測定する検査です。
当院で行っている検査法は、超音波による検査法です。
65歳以上のすべての女性、及び危険因子を有する65歳未満の女性を対象に行うことが推奨されています。
睡眠時無呼吸症候群を調べる検査です。
最近では、実施される患者さんも増加しており、ご家族の方より依頼されるケースも少なくありません。
検査を行う際は、提携している専門の業者さんに依頼します。患者さんのご自宅へ訪問し、検査を実施します。
就寝する時に、機会を装着し入眠していただきます。
入眠中の呼吸・脈拍・血圧などの測定を行い診断に役立てます。
最も一般的に用いられる心電図の検査法です。
ベッドに横たわった状態で、両手両足と心臓のまわり10か所に電極を装着し心電図を測定します。
運動をしながら行う心電図検査です。
心電図や血圧の変化を参考に安静時には分からない、運動中の心臓の状態を調べることができます。
検査時間は10分程度で、胸に心電図、腕に血圧計を取り付けて回転するベルトコンベアの上を歩きます。
一定時間ごとに徐々に速度や傾斜を上げて運動量を増やしながら行います。
日常生活中の心電図を連続的に記録し、高速再生して心電図を得ることができる携帯型の装置のことです。
1日単位で実施され、短時間の安静時心電図では現れない症状を抑えることができます。
胸に電極と装置を装着し、保護テープで固定します。患者さんには、その後に日常生活の様子や自覚症状が出現した時間を専用の用紙に記入して頂きます。
24時間後、来院して頂き電極と装置を外します。